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犬達の甘噛み

ご相談の多い子犬たちの甘噛み。

 

 

甘噛みされたら、ケージに戻した方がいいのか、

鼻先を抑えて止めさせた方がいいのか、

大きな声で「痛い!」と言った方がいいのか、

噛まれたので叱りました、これで合っているのか、

 

 

甘噛みに対する対処方法として、

ご家族にはこんなことを良く聞かれます。

 

 

 

 

本やネットの情報を参考に得た情報を実践したご家族は

この方法がはたして正しいのか?

という疑問を抱いています。

どれもあまり効果がない、

叱った方が効果があるというご家族もいます。

 

 

 

大声を出して痛い!などと言ったり、

ダメ!と言って叱ったりすると

犬達は何かしらの反応をするので、

効果があると感じるのだと思います。

 

 

 

でも例えば、ご家族の中でも大声を出して痛い!という方法で

家族全員がそのような対処をしても

家族全員にとってその方法が効果的かというと、

人によって犬達は態度を変えてくるので

全然効果がないという場合もあるかと思います。

 

 

 

叱ることで飼い主さんとの関係性が悪化してしまうケースもあります。

 

 

 

 

犬達に何かを教える時に、大声を出して

どうこうするというのは

少し違和感を感じています。

 

 

 

大声を出すと犬達は驚いてしまいますね。

ビックリさせて行動を変えるのはちょっと違うかなと思います。

 

 

 

関係性が悪化するぐらいなら、犬達を驚かせてしまうのなら

叱らない方がいい派です。

叱らずにもっと別の方法で対処した方が

お互いにとっていいのではないかと感じます。

基本的に犬達は人間のように言葉が通じません。

 

 

 

言葉が通じない相手に、してはいけないことをどう教えていくのか、

どう対処していけばうまくつき合っていけるのか、

叱ることの方が良いと思っているご家族を説得しなければいけません。

 

 

 

 

甘噛みされて、鼻先を抑えたり、叱ったり

実はどの方法もそんなに効果がないのではないでしょうかね。

効果がないのです。

 

 

 

子犬の時期の甘噛みは、犬達の自然な行動ですね。

子犬の時期は特に噛みたい構ってほしい欲求が強かったり

そしてなによりもただ遊びたがっているだけなのですよね。

 

 

 

そういった本能に対して、

鼻先を抑えたり、叱ったりしても

また噛んでくるのが犬達です。

はたしてその方法が犬達に「してはいけないこと」だということが

うまく伝わっているのか?。。

 

 

 

 

ソファに上るのが困るから叱る

食糞するから叱る

テーブルの上の物を食べて困るから叱る

 

 

 

こういったこともすべて

もし人がそばにいなかったら

犬達はきっと、ソファに上っているでしょう

食糞するでしょう

テーブルの上の物を食べるでしょう。

 

 

 

叱ってもまたするのが犬達です。

犬達は本能のままに生きているだけなのですよね。

叱ってもまたするならば叱らない方がいい派です。

叱らないで、どうやって犬達とうまくつき合っていくのを

考える派です。

 

 

 

人との関係を崩さずにうまく乗り切っていくのが

一番のいい方法だと感じています。

甘噛みされやすい行動があります。

日ごろから少し気をつけるだけで

甘噛みがだいぶ軽減します。

噛まれなくなります。

 

 

 

 

あるご家族がこんなことを言ってくれました。

「犬は悪くないんですね。人間側の問題だったんですね」

理解してくださり感謝しかありません!

 

 

犬達との生活

犬達の習性や行動を理解することも

問題解決の早道だったりします。

 

 

 

犬達の甘噛み行動

叱らないであげてくださいね♪

そして甘噛みを怖がらないであげてくださいね。