「犬のしつけ」とありますが、これは検索上の事情によりそう書いています。どちらかというと『犬とうまく付き合っていく方法』という意味の方が大きいです。

愛犬のお悩みを解決するのに、犬の行動を直すことだけに目が行きがちですが、それよりも私達人間側の工夫が必要だと考えています。

犬とうまく付き合っていくための根底にあるものを理解し、犬達と絆が深まりしあわせに暮らしてけることを願っています。

 

 

犬に信頼される飼い主でありたい

それぞれの個性を尊重。焦らないでゆっくり愛犬と向き合う 愛犬をしつけなきゃと一生懸命になるあまり犬が思うように行動してくれないからと苛立ったり、気持ちが焦ったり、強い口調で叱ったり、「どうせ無理だから…」「もうあきらめている」など…そうしたネガティブな心情が犬にも伝わり、犬との良好な関係が築けず愛犬との生活でうまくいかないことがあります。
先入観を捨て、個性を受け入れる 犬の性格や行動習性、育った環境を理解すること。少し視点を変えて考えることで愛犬との生活が楽になります。

言葉はいらない、うまく犬達とコミュニケーションとる 犬は人の心情を敏感にキャッチする生きものです。飼い主が心穏やか(冷静で優しく柔らかな態度、飼い主自身心配不安がない心)でいること。ネガティブな気持ちを落ち着かせるために深呼吸をしても、そう簡単には気持ちが切り替わらないときもあるでしょう。そういう日は「トレーニングを行わない」それでいいのですよ。

 

そういったネガティブな心情の時に犬とコミュニケーションを取ろうとしても人も犬達もお互いが楽しくありません。忙しくてせかせかしている時は気持ちに余裕もなく、気持ちが焦るばかりで思うようにうまくいかず、気持ちも、心の持ちようも、犬に対する態度もマイナス面に向かうばかりで犬と良い関係は築けません。

 

心を落ち着かせ、温和で明るい気持ちでいる、犬達はそんな飼い主さんといるのが大好きです。そしてこちらが望んだ行動をとったときや上手くいったときはほめてあげます。このほめるということがなかなかできない飼い主さんが多くいます。

 

犬達は大好きな人にほめられると嬉しいのです。好ましい行動をとった時はほめてあげてください。ほめられることは犬の自信にもなり犬との間に信頼関係ができてきます。

 

 

 

 

信頼される人になって愛犬と良い関係づくりを

愛犬にとって頼れる存在でありたい
強く前向きで敬意ある愛情、穏やかさ、見守る優しさ、寛大な心、その犬と向き合う精神力。これらはそうしようと試みてもうわべだけではダメで、犬達にはすべてお見通し。犬はごまかせない生きものです。言葉を発しなくても心を読まれてしまいます。
それでも愛犬を家族として迎え入れ飼い主として出来ること、彼らの生涯をそのようなことを意識ながら一緒に楽しく暮らしていただけたらと思います。


いきなりしつけをしようとせず、犬というのはどういう生きもので、愛犬の行動をよく観察することから 活発で元気がある犬と臆病で怖がりな犬とでは接し方も異なります。でもどちらにも共通する大切なことは「人との信頼関係」です。

 

犬達は、信頼できる人の元で暮らせることで表情も穏やかになってきます。逆に信頼関係も築けていないのに人間のペースでしつけを強要してもいい結果が得られません。犬を家族として迎え入れたらまずは人間との良好な関係構築から!犬達もそんな関係を望んでいることと思います。

 

 

 

 

 

愛犬とうまく付き合っていく方法

①しつけと愛情のバランス

しつけと愛情の順番が逆になっていませんか?

犬を家族に迎えたら最低限のルールを犬に教える必要があると考えています。しつけをしないで愛情ばかり注いでいると後々困る時が来る確率が高くなります。これは犬の性格によって愛情の掛け方も様々ですが。

 

 

 

頼れる飼い主になる

頼れる飼い主になる必要があるのか?

犬達を見ていると頼れる存在でいたいと感じています。

犬に頼れる人、安心できる存在だと思ってもらえると、心穏やかに落ち着いた犬へと変わっていきます。

愛犬とうまくコミュニケーションをとって、愛犬にとって安心して心を委ねられる頼もしい存在になってほしいと思います。自信のある飼い主さんには笑顔が見られます。犬達はそんな笑っている飼い主さんが大好きです。

 

 

 

安心できる場所を提供

そして何よりも犬達には人間社会で完全に犬らしくまでは無理かもしれませんが、犬の習性を取り入れながら安心できる居心地の良い環境で暮らしてほしいというのが私たち飼い主が望んでいることではないでしょうか。

安心できる環境というのはおうちの環境、生活スペース、それから飼い主さん自身が頼れる存在になることも含みます。

 

犬は狭くて暗いところを好みます。心地の良い安心できる場所を提供するために、クレートトレーニングをおすすめしています。犬を飼うとまずはじめにケージを購入する方が多いのですが、まずはクレート(持ち運びできる固い素材の物)の準備を!

 

※クレート(犬が座った時に天井に頭が触らない、クレートの中で方向転換時ができるサイズ)

クレートトレーニングができるようになると、様々なシーンで万能に対応ができます。

 

 

成犬になってから何かに慣れさせることは大変なのです。日常から飼い主さんのちょっとした努力が必要になります。

何よりも大事な子犬の時期

『犬の社会化』

問題行動を未然に防ぐためにしておきたい子犬にとってとても大切な社会化。

子犬の頃、適切な時期に社会化がされてこなかった犬は、恐怖を感じる対象物が多く、慣れない環境の中で恐怖を感じる度に外でも家の中でも吠えることが多く、ストレスを抱える確率が高くなります。

 

人や犬が苦手であれば人からかわいがってもらうことも出来ない、人や犬が集まるような場所へ行きづらくなってしまいます。

 

これでは、犬との生活を楽しめなくなってしまいますし、犬自身もストレスを抱え、犬にとっても人にとっても辛い生活を送ることになってしまいます。

 

こうならないために、子犬の時期に様々なことに慣れさせること、経験をさせることと同時に、人間社会で暮らしていくためにしつけをしていく必要があります。

将来的に恐怖を感じる対象を減らすために、子犬を抱っこしてどんどん外の世界に連れ出してさまざまな物事に慣らしてあげてください。

※犬のしつけとは犬が人間社会で暮らしていくために必要なルールを教えること。愛犬を甘やかすのではなく、正しい方法で愛情をもって接し、ルールを教えること。

 

愛犬の困った行動を成犬になってから直すよりも、周りの物事に慣れやすい子犬のうちに飼い主としてできること、すべきことをしておくことで、吠える、噛みつくなどといった問題行動を未然に防ぐことに繋がります。

 

しつけは決して苦しく辛いものではありません。

成犬になってから物事に慣れさせたり、困った行動を望ましい方向へと修正するのは実はちょっと大変なのです。

様々な問題行動が出てから犬の行動を直すよりも、パピーの頃に飼い主としてできることを前もってしていくことがとても大切だと感じています。